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ウィスキー千夜一夜

2018/12/08

【第001回】グレンファークラス 30年 ファイナルファンタジー30周年記念ボトル

え~、みなさんこんにちは。BAR岩田でウィスキーを片手に○○を語ろう(ウィスキー千夜一夜)始まりました。神戸市の加納町3丁目BAR岩田でお送り致します。わたくし、このBARのマスターを務めさして頂いてます岩田でございま~す!

お客さんのごきげん社長研究所佐々木 努(ウィスキーおじさん)です

え~、まず

ええ、ええ

これはまず一体なんの番組なのか全くわからないのが、まぁ第一印象だと思いますけど

うん

まずですね、最近あのー、すごいウィスキーがブームということなんですけど、この間もなんか山崎の50年がサザビーズオークションで3,250万

3,250万円

もう家が一軒買えちゃう(笑)

買えちゃうな(笑)

くらい感じになってましてなんかもうウィスキーを楽しむというよりかはなんか投機対象みたいな感じになっちゃてるんですよね

なるほどね

なんか味とかうんぬんとか、そんなんよりも一体何なのかという感じになっていますので

うん

まぁそんなのよりも、ちょっと肩ひじ張らずにですね。まぁそういうウィスキーの裏話をですね

なるほどね

そういうのをちょっと紹介していけたらなぁっていうコンセプトで、この番組をはじめさせていただきたいと思います

はいはい。じゃあ僕がお客さんという事で、毎回なにか面白いウィスキーを飲めるってことですよね

まぁちょっと、たくさん飲まれると困るんですけど(笑)まぁ多少であればちょっとお願いできるかなぁって感じですね

そうですか。マスターね、そもそもマスターはなんでウィスキーの世界、こういうこうウィスキー専門のBARをやろうと思ったんですか?

あ~そうですね、まぁ自分も最初、まぁBARというお仕事をさしてもらってるんですけども、最初そうですね、ウィスキーというものに関しては全然興味がなくてですね、やれ山崎だ白州だ余市だとかあったんすけど

うん

ぶっちゃけ山崎と余市とか同じ蒸留所というか会社だと思ってたりとか

日本のな

はい。全くわかってなかったんですよ

ええ、ええ

ただ興味を持つきっかけとしてはやっぱりですね

うん

美味しいウィスキー。ものすごい良いウィスキーを初っ端に飲めたってのが、やっぱり自分の中のハマったきっかけですね

なによそれ

え~、その時飲んだのですがね、え~あれですね。え~、ちょっと思い出すのに時間がかかるんですけれども・・・

だいぶ昔だもんな

だいぶ昔ですね。ゴードン&マクファイルのケルティングシリーズ

なんだそれ

なんかよくわかんない、あの~野蛮人みたいな絵が描いてあるボトルなんですけど。ゴードン&マクファイルですごい最高峰とされるシリーズのやつなんですね。大体でるものとしても30年もの以上

ほー

まぁその当時でいうと一応70年代くらいのボトリングで

あらら

あの、あ、すみません、蒸留で2000年ボトリングくらいが多かったイメージですね

へぇ~、70年代

はい

僕よりちょっと若いぐらいかな

そうですね自分産まれてない

産まれてない。30歳くらいだからな。それを飲んだ?

それを飲みましたね。いや~、すごくうまかった記憶があります

あ~、ほんと。どんなどんな、どんな味どんな・・・

うーん、そうですね・・・

そのとき飲んだ印象

印象としては、ただまぁ、まず最初飲んだ印象として、やっぱりあの~、最初だとわからないんですよね

うん

どんな、どういう風に表現したらいいか。ただ、直感的に一言飲んだあとにうまいってでるんですよ

あ~、なるほどね

もう味とかうんぬんよりもなんか、あ、うまいって思えた

おー

はい、それが重要ですね

なるほど。なんか体中がビビッと反応した

あ~、そうっすね。もうすごい腰がぞくぞくっとする感じですかね

あはは(笑)なるほど、すごいわかりやすい。そうですか、そうですか。そして、で、ウィスキーを美味しいと思うって普通は買って飲むじゃん

そうですね

うん楽しむだけ、飲みに行ったりするだけなんでしょうけど、なんでお店

はい?

なんでお店開いたん

あ~、開いたきっかけとしては、まぁそうですね、ちょっとまぁ最初まぁ開こうとは思ってなかったんですけど

わっはは(笑)なるほど

なんか、あのあれですね。あの~、こういっちゃなんすけどノリと勢いというか

なるほどね

まぁでも、実際のところやっぱり雇われでやっているよりも好きなお酒全部自分でいれれるんで

仕入れてな、うん

なんかそういう勉強とかもしますしね

うん、うんうん

なんかそういう意味合いではやって良かったなーとは思うところです。まだ短いですけど、はい

なー、じゃ、だって、そういうぐらいだもんなー。このウィスキーのお店のボトル見てたらまあーマニアックな

そうですねー

なんになんて書いてあるかわからんくらい

お客さんからもまず、ドア開けて少し入ったときに、間違ったお店はいったかなくらいに言われてしまうんで

色々お客さんたちはここの店を変態BARってよく言われてますからね(笑)

あ~なんか言われてしまいますね~。なんか(笑)

うんうん、ウィスキーの変態度がね、うん

はい。なんかとあるお客さんから、このマスターからの趣味の物を揃えてるだけじゃんみたいな

偏ってるからね

偏ってるから

なるほど。こんな沢山あるボトルを毎回、1種類ずつ僕が飲めるってことですかね

そういうことですね~、なんというお得な感じです

そうかぁ。じゃあちょっとおススメの今日の一杯

あ、はい。いいんですかね

ちょっとお願いしていいですか

はい、かしこまりました。じゃあ本日のご紹介さしてくというかご提供さしてく、え~、去年の

うん

えー・・・去年じゃないな。今年の2月に発売されたもので

ほー

え~、グレンファークラスの30年なんですけど。え~、みなさんご存知かもしれないんですけど、え~、わかる人にはわかるかな

うん

ゲームでですね

うん

ファイナルファンタジーっていうあのRPGの

あ~、(ボトルに)書いてる書いてる

あの、はい、ゲームがあるんですけど。そちらが、え~去年せんきゅうはち・・・えー2017年か。で30年を迎えたらしいんですよ

ファイナルファンタジーが?

はい、初代のえーあのワンですね、発売されたのが1987年らしくてですね

うんうん

それでえーまぁ、2017年で30年迎えたと

はい

それのえ~、限定ボトルが

ファイナルファンタジーの

はい。発売されまして

ほぉ~

ちゃんと、スクエアエニックスさんがコラボして

はいはいはい

やっているんですけども

ふぅ~ん

そちらなんとですね、抽選販売でたまたまあたっちゃってでちゃった

あたってないと、買えない

そうですね

ほぉ~

まず買う権利を抽選させるっていう

なるほどなぁ~

なかなかえげつないことをしているんですけど

なるほどなるほど~

本数としても303本と、世界である意味303本しかない

ほぉ~303本

ちゃんと書いてあるんですよ自分何番目だっけかな。えーとですねちゃんとカスクナンバーが書いてありまして、あ、自分262番目のボトルを買わせていただきました

まぁまぁギリギリ

ギリギリです

まぁまぁ200・・・後半、ねぇ

はい

では

はい

そのありがたいウィスキーを1杯いただこうかな

はい。これはですね、自分も少し試飲したんですけど、中々うまいですよ~

(ウィスキーを開け、コップに注ぐ音)

では、ご賞味ください

はい。なんか、30年でプレッシャーかかるな

あはははは

ぁ~美味しいね

あ~

美味しい、で、これ色が濃くすごくもく、もうほとんど黒い赤黒い感じ

そ~なんです。もう醤油みたいな感じですよね、感じ的には

どう表現したらいいかなこの味。まぁいいか

う~ん、まぁなんていうんすかね。かなりチョコレート系みたいな感じのイメージですよね

ふぅ~ん

まぁここの蒸留所の傾向として味わいとしては、あの~すごいちょっと重くて

うん

甘い、どっしりとした感じのイメージなんですよね

あ~、うんうん

でも今回ちょっとなんか詰められているこの中身の傾向としては若干辛口なイメージ

あ、辛口なんやな。辛口、辛いぞ

はい

言われてみたら辛い

はい。そういうイメージかなって

へぇ~

まぁ、まだ開けたてなんで

はいはいはい

まだウィスキーって寝てるんです

なるほど、寝てる

はい

寝てんの

あの~人間と同じ感じで、寝起きって機嫌が悪かったり体が固かったりするじゃないですか

ほぉ!

はい。なんでウィスキーも多分一緒なんです

へぇ

開けたての時はちょっと不機嫌というか

なるほど

味が固い感じです、はい

またまたまたまた、変態チックなこと言って

ははは

ふふふ

なんで目覚めるまでやっぱり、人間もちょっと個人によってあるじゃないですか、差が

はいはいはい

なんでウィスキーによっても、あの~香りが開くまでちょっとあの~、それぞれ

なるほどぉ

時間がかかってしまう状態になりますね

じゃあさ

はい

しばらく置いてたら、グラスにこのまま置いてたらなんかちょっと香りもちょっと変わってくるかな

あ~そうですね。あの~人間でいうとちょっと朝の空気を吸って

うんうんうん

ちょっと体が目覚めてくる

うんうん

顔を洗ったりとかそういうちょっと感じ

なるほどなぁ

まぁ強制的に目覚めさせる方法もあるんすけど。ちょっと水をくわえる

あ~なるほどなるほど

まぁそれこそ人間で顔を洗うみたいな、シャワーを浴びるみたいなそういうイメージです、はい

またまたまたなるほど。じゃあちょっとこれ、ちょっと水をいれてもらおっか

はい、かしこまりました。少しだけ

うん

はい

ちょっといれてもらって

はい

いただきま~す

はい

おっ!ちょっと辛さが、刺がとれたというか

あ~、そうなんですよ、はい

辛みがなんか、また違うよね

そうなんですよ~

表現するのが下手くそやけど

あははは

ふふふ

大丈夫ですよ

お、そう。へぇ~これ飲みやすくなった?

いやぁ~やっぱり加水するとですねそういう風にちょっと香りが立つ、ていうのと、まぁあのアルコールのちょっとそういう刺激が若干柔らぐんで

うん

あの~裏にある味とかそういうのがちょっと表に出てきたりとか

お。裏にある味が表に出てくる

出てくるとか

深い、深いなぁ~深い・・・えぇ。そうですかぁ

はい。そんな感じですね

へぇ~、グレンファークラス

グレンファークラスですね

30年?

30年

まぁーそれさんびゃく何本の限定ボトルで30年

30年です

ま、値段のこと聞くのもあれやけど

はい

まぁたか、まぁまぁ高そうね?

いやぁそうですね~。ただですね、まぁ最近だとあの~、ウィスキーも物凄い値上がりしているんで

うむ。ブームや

はい、ブームと相まってですね、こういう30年ものっていったらまぁまぁかなりいい値段するんすよ

はいはい

その中でもまぁ、まだ

うん

お手頃ちゃう、かなぁ、ていう買ってもええんちゃうかなって悩んじゃう

あ~味、味がある意味コストパフォーマンスが高い

ああ、そうですね

ほぉ~まぁだからマスターも買ったんやろな

そうですね。まぁ自分の場合は当たるか分かんないから、とりあえず応募してみようかなぁって。応募したらなんか当たっちまったーみたいな

当たっ・・・てしまったから買わないと仕方ないぞみたいな

そうなんです。いまここ、シナノヤさんという東京の酒屋さんがなんか出して来たんですけど

うん、うん

まぁそこで応募しまして

うん

メールが来たんですよ

はいはいはい

まぁ、当たりましたよと

うん

お振込みとかまぁそんな感じなのかなぁって思ったら代引きで送らせていただきます

なるほどね

で、明後日届きますよろしく~みたいな感じで来まして

あ~、大変やな資金繰りもな

はい。これはちょっと用意せねばあかんのではみたいな。まぁでも買ってよかったなと思える

あ、あたりなんや

あたりですね~

これは確かに美味しいもんね~

ええ、はい美味しいんですんでねほんとに

ふ~ん。これさぁ

はい

このグレンファークラスっていう名前なんですがぁ

はい

え?これスコッチでしょ?

スコッチです

スコットランドのシングルモルト?

はい

シングルモルト、スコットランドに今、何個くらいあんの?蒸留所っていうの?

あ~、まぁ潰れたり再開したり新しく建設されたりってのがまぁあるんで

うん

正確な数字ってちょっとわからなんですけど、まぁ100以上はあるだろうなと

お~、あるなぁ

はい

結構あるねぇ

100以上、まぁもっとあると思うんすけど、まぁはい

ふぅ~ん。これ、シングルモルトって書いてるけどさぁ

はい

あのジョニーウォーカーとかさ

はい

有名じゃんか

あー、はい。有名ですね

また違うの?あれとは

あ、そうですね。シングルモルトっていうのは、その蒸留所ですね。例えばこれだったらグレンファークラス

うん

グレンファークラスの蒸留所の中にある樽だけを詰められたものです

よし、じゃあこれは次回にゆっくり聞こかな

はい。あっ、そうですねぇ

語ってもらいましょうかね

いや、多分ですね

うん

あー、語り始めたらちょっと長くなると思いますんで

まぁまぁ、まぁ適度に

適度に

あはは(笑)

あはは(笑)適度なところでちょっと、ちょっとそしたら適度にまとめてちょっと、はい、お話させてもらうことにしましょうかね

うーん、そうかそうかそうか。まぁ、最初第1回目はこんな感じで

あ、そうですね

ええ

はい

次回はまたこう、ブレンドとシングルモルトの違いとか

あー、なるほど

マスターに話してもらいましょうかね

そうですね。そこは自分も最初ですね、まるでわかってなかった部分なので

うん

そこを知るとかなり面白くなるかなぁと思いますね

じゃあ次回楽しみにしてまーす

はーい、ありがとうございまーす

はいー、ありがとー

それでは、え~、神戸のえー加納町3丁目BAR岩田からお送りさしていただきましたー。BAR岩田でウィスキーを片手に○○を語ろう(ウィスキー千夜一夜)。本日はグレンファークラス30年ファイナルファンタジーコラボボトルについて、ちょっとお話さしていただきました。いや~まぁ、ウィスキーって本当にいいものですね

いいものですね~

みなさんもぜひ、ちょっと興味を持たれた方は、今夜BARなど行ってウィスキー片手になんかちょっとこの今日の話を思い出してもらえたらと思います。それではありがとございました~

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BAR岩田のウイスキー千夜一夜

初心者のためのBARノウハウ「BAR虎の巻」

BAR岩田のウイスキー千夜一夜

BAR岩田のウイスキー千夜一夜

兵庫県神戸市加納町三丁目にある北野坂のバー「BAR岩田」のマスターがお届けしている音声番組です。ウィスキーの裏話について語ります。

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