初心者のためのBARノウハウ

BARってどんなところ？

BARは日常とは違う空間の中で、一人ひとりが思いおもいの時間を過ごす「くつろぎの空間」です。
ほとんどのBARは、だれもが安心して楽しめるように工夫がされいて、カクテル・お酒のプロである「バーテンダー」が、お客様の気分や好みにあわせて最適な一杯を作ってくれます。
BARといっても種類は様々です。（オーセンティック・バー、カジュアル・バー、ワイン・バー、シャンパン・バー、スポーツ・バー、ダイニング・バー、ダーツ・バー、プール・バーなど）

BARへ行ってみよう！

注文の仕方、次の一杯

カクテルの名前やお酒について詳しくない時は、自分の好みの味をバーテンダーさんに伝えよう！
「最初の一杯」を決めておくと便利！
飲み始めは、アルコール度数の低いもので体調を確認しよう！
「お任せ」は、自分に合わないお酒が出てくる可能性もあるので、やめておこう！

BARでの会話、過ごし方、マナー

服装は普段通りの服装でOK！基本的にそこまで気にする必要はありません！
入店の際にはバーテンダーさんに人数を伝えよう。
人数はカウンターなら3人まで、4人以上であればお店に行く前に電話をするとベスト！
入店して席に座るときは、案内されるのを待つか、バーテンダーさんに「ここ、いいですか？」と一声かけましょう！
バーテンダーさんに話しかけても大丈夫！わからないことや聞きたいことがあったら、話しかけて会話を楽しもう！
一人で静かに飲みたいときは、無理に話しかけなくてもOK！
お店の雰囲気、他のお客さんに迷惑にならないように、会話を楽しもう！

お酒が弱い、お酒が飲めない人は…

お酒が弱いことをバーテンダーさんに伝えて、度数を低く作ってもらおう！
アルコールが全く飲めない人は、ノンアルコールカクテルを。ノンアルコールカクテルも立派なカクテル。バーテンダーさんに伝えても嫌がらずに作ってもらえます！

お会計

お会計に決まったルールはありません！「お勘定をお願いします」、「ごちそうさまでした」とバーテンダーさんに声をかければOK！
近くにバーテンダーさんがいない時には、手をあげて合図したり、会計の「チェック」（両手の人差し指をクロスさせて「☓」を作る）を送って静かに会計の意思を伝えよう！
大声を出してバーテンダーさんを呼ばないように心がけよう！
支払いは基本的には座っているところでテーブル会計。レジがある場合はそこまで行こう。
退席のさいには、バーテンダーさんに「ごちそうさまでした」などと一声かけてみよう！

BARでカクテルを飲もう！

カクテルってどういう意味？

“星の数”ほどあるといわれるカクテルには、それぞれ名前があります。そして、ひとつひとつの名前にはそれぞれストーリーが存在している、というユニークな飲み物です。
カクテルは“Cock tail”=「雄鶏の尾」という意味で、由来には諸説あります。

カクテルの定義
「いろいろなものを混ぜた美味しい飲み物」
「酒＋副材料（ジュース、フルーツ、スパイスなど）を混ぜて作る飲み物」
カクテルの種類は大きく分けて「ショート・ドリンク」と「ロング・ドリンク」の2つ。
ロング・ドリンクは、更に温度の違いで「コールド」と「ホット」に分けられる。

名前は知らなくてOK！簡単な頼み方

カクテルの名前がわからない。何を飲むか決めてない時は、自分の好みをバーテンダーさんに伝えよう！（味わいや材料、アルコール度数など）

注文時に伝えること

• カクテル名（わかっている場合）
• 好みの味わい（甘口～辛口、あっさり～しっかりなど）
• 苦手な材料（ウォッカ、ジン、ラム、テキーラなど）
• アルコール度数（弱め～強め）

カクテルの美味しい飲み方

カクテルにはおいしい飲み頃がある！

飲み頃が終わるまでの目安

• ショート・ドリンク…10～15分
• ロング・ドリンク…20～30分

最初に出された時が一番おいしくお召し上がりいただけるようにお出ししています。時間が経つとぬるくなったり、氷で味が薄くなったりしてしまいます。

飾りのフルーツは食べても大丈夫！

食べ終わったりしぼったフルーツは、紙ナプキン、コースター、小皿の上などにのせておくか、飲み終わったあとであればグラスの中に戻しても大丈夫です。

酔い過ぎ防止！チェイサーって？

チェイサーとは、基本的には「水」のこと。厳密には、水のほかにもソーダやジュース、コーヒーなど、意味は様々。
強いお酒から喉や胃を守ったり、急な酔いや悪酔いを防ぎます。また、口の中がクリアされるので、お酒本来のおいしさや香りが薄れてしまうのを防ぐことができます。

注文する順番がポイント！

一杯目は体調を考えながら、アルコール度数の低いものをゆっくりと。
お酒の味がしっかりとしたカクテルは、2杯目以降がオススメです。
最初から味が濃厚で度数の高いものを注文すると、次に飲むカクテルなどの味がわからなくなってしまうことがあります。

まずは、ゆったりとBARの雰囲気を楽しみながら飲んでみよう！

お気に入りのBARを見つけよう！

事前にすこし調べてみよう！（インターネット、雑誌、口コミなど）
近所の気になるBAR、お店の人に聞いたBAR、人から聞いたBAR、話題のBAR、etc…。勇気をもって、BARのドアを開けてみよう！
お気に入りの雰囲気、お酒、マスターを見つけよう！
マスターに顔を覚えてもらうために、月1～2回ほど、お店を思い出したときに立ち寄ってみよう！
お気に入りのお店を見つけたら、マスターやそのお店のお客さんから、おすすめのBARを聞いてみよう！きっと素敵なBARを紹介してくれるはず！

自分だけの「とっておきの空間」を探しに行こう！