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ウィスキー千夜一夜

2018/12/08

【第004回】バーンズネクター

はい、みなさんこんにちわー。今回も始まりましたBAR岩田のウイスキー千夜一夜でございます。神戸市の加納町からお送りいたしますー。私BAR岩田のマスターの岩田でございまーす。

ウイスキーおじさんの佐々木です。

いやー、佐々木さん。最近暖かくなったり寒くなったりと。

そうですよねー。

ちょっとあれですね。いい感じでまぁ、これから良い季節がやってきそうな感じがしますけども。

そうですよねー。そうそうそう。さっきもさ、あのーその辺歩いてたらさ、卒業式のシーズンなんだよな、今。

あぁーなるほど。そういえばそうですね。そんな季節になっちゃいましたね。

ねぇ。あのー出会いもあり、別れもあって。

はい。

ねぇ。そんな季節にもなりましたけれども。今日は、なんかあの~出会い?別れ?なんかそれにまつわるウイスキーって一発目は飲んでみたいなー。なんて思ったりして。

あぁ~なるほど。

うん。

そうですねー。それでしたらー、え~ちょっと良いのがあるんですよ~。

うん。なんでしょう?

それはですね、まぁこちらですね。バーンズネクターっていうウイスキーなんですけども。

ほう。なんだそれ?

これですね。えー写真…まぁちょっとリスナーの方にはちょっと見えない(笑)。まぁあれなんですけども。

(笑)

まぁ毎度のことながら(笑)

毎度ですよねー(笑)

はい(笑)。ロバート・バーンズっていう方の写真が。

なーんか聞いたことあるような無いような。

あー無いような。

うん。

いや、これ知ってる人いたらちょっとあれですね。是非ともちょっとハガキ送ってもらいたいですね。BAR岩田に(笑)。

(笑)

ちょっと何かあげますわ!(笑)

おおお~。ままま、そんだけマニアックというか。あんま知られてない?

まぁ世界的には有名です。

はいはいはい。

実は!まぁ、あの~かなり有名な人で。

うん。

作品。まぁ、あの~作詞家。まぁ詩集とかまぁ、詩を書く人ですね。

詩人?

詩人ですわ。詩人。

ほう。

詩人なんですけど、この人の詩は絶対に皆さん聞いたことあります!

僕ら、日本人でも?

日本人でも。はい。絶対にある。

はいはいはい。え?それがあれですか?なんかこの季節にピッタリの。

そう。

卒業式。出会いや別れの季節にピッタリの、詩っていうことですか?

そういうことですね。

ほうほうほう。

まぁ佐々木さんの中でそしたら…そういうちょっと出会いと別れのなんか、そういう詩とかなんか曲みたいのっていったら何が思い浮かびますかね?

ほぉ~。僕の中では別れだと…。

はい。

もうもうコレじゃない?コレだけ。

はい。

テレサテン『別れの予感』

あぁ~なるほど!テレサテンなんですね!もうちょっとリスナーの方若い人だったらどうしよ。あ、でも4、50代の人多いかな!(笑)

(笑)

それだったらわかってもらえるかな!(笑)

テレサテンでしょ?

テレサテンですね。はい。なるほど。

…ですよね?

…なるほど。

うんうんうん。…違うの??

実はですね!

うん。

…違うんですよー。

まぁ違うと思ったけど。

なんで!?なんでそんなわざわざ違うこと言うんです?(笑)

(笑)

テレサテンモチーフだったらちょっと面白いですけどね。すいません(笑)

えぇ。

えー。この人ですね、あのー皆さん多分ご存知だと思うんですけど。『蛍の光』

はいはいはいはい!

よく~なんかお店とか、大きいお店行って。閉店時間間際になったら流れるアレです。はよ!はよ帰れ!っていう(笑)

そうそうそう。閉店間際に(笑)

閉店間際に流れるっていう(笑)

鳴る鳴る鳴る。うんうんうん。

はい。日本の方としては必ず、まぁ一度は耳にするあの曲ですね。

うん。

まぁ、と言ってもけっこう曲だけしか流れないんで。

そうやな。

詩のほうどうなの?みたいな話にはなっちゃうと思うんですよね。

うん。うん。

実はこれ結構ですね、あの~歌われていて。

うん。

えー。古くでいうと。

うん。

えーと、戦争当時ですね。

うんうんうん。

大日本海軍が、なんか一応採用して歌ってたりとかするらしいんですよ。

あっ。なるほどー。

はい。なんかそういう話も一応あったりって感じなんですが。

あ、じゃあ海系の。

海系の。

海軍のね。うんうんうん。

っていうのもあったりーの、一応日本の方がそれを和訳して。

うん。

一応そういう風な、歌詞にもなってるんですね。

なるほどねー。

ほーたーるのーひーかぁーり♪みたいなやつですね。

なるほどなるほどなるほど。

まぁ~という感じなんですけども。まぁこの人、えーそれを実際にまぁ、作った訳ではないんすけど。

(笑)

一応、なんかあのーその蛍の光。まぁあの~、えーとですね。向こうの方の名前ではオールド・ラング・サインって名前なんですよ。

ほぉ。オールド・ラング・サイン。

はい。ていうのをまぁ、和訳したら蛍の光みたいな感じになってるんすけど。

ほい。

あの~向こうの方のこの曲だと、まぁこの~ロバート・バーンズさんですね。

うんうん。

一応スコットランド民謡という感じで、ずーっとずーっと昔から多分あの~、何て言うんすかね口語りというか文字化されないで歌としてずーっとなんか、受け継がれてた。

なるほどね~。

て言う感じだったんすけどそれを、まとめあげた人。

まとめあげた人。

はい。

ほう。

自分なりに解釈をして、書いたっていう風に言われてます。

なるほど、なるほどね。

で向こうの、まぁこっちの~何て言うんですか日本のだとちょっと、ほーたーるのーひーかーりーまーどーのーゆーきーみたいな感じでなんかちょっと、すげえ物悲しい感じがしますよね?

そうね、そうやね。別れのな。

別れのな~っていう感じの曲なんですけど。実は向こうの方だとですね、ちょっと解釈違うんですよ。

あ、そう?

はい。この人が、あの~書いてる感じだと。

うん。

とりあえずなんか遠いところから、友達来た。

はいはいはいはいはい。

久々に会ったね~!っていう感じで、じゃ、酒飲もか。

乾杯?

乾杯なんです!

ちょっと前向き?

はい。前向き。

どっちかて言うと出会いの方ですよね。

出会いというかまあ、昔の友達と会って『あ~、懐かしいね~。飲もうか~。今日も飲もうか~。』みたいな感じの。でまた別れが来る。そういう感じの曲らしいんです。

あ、じゃ。一応お酒にまつわる詩ではあるんだ。

あ、そういう感じですね。はい。

ふぅ~ん。

これもですね、結構あの調べたら載ってんで興味がある方は是非見てもらいたい。という感じなんですよね。

という、バーンズ・ネクター。

はい。バーンズ・ネクター。

おすすめ?

おすすめですね。

わかりました。

はい。そしてまぁ、長々となりましたがこっからお酒の紹介というのもなんなんですけども(笑)

いつになったら飲ましてくれるんだと。もう喉カラカラなん。

(笑)

はいはい?

はい。どんなウイスキーか、まぁご紹介させてもらうと。

まだ。まだ引っ張る?まだ飲ましてくれない?

まだ飲ましてくれない(笑)

はいはい。

実はですね!

うん。

全くもって謎すぎて。

うん。

なんだかわかりません!(笑)

出所が?

出所も。

出所も~、まぁ中に入ってるモルトもわからない?

わからない(笑)

ほぉ~。

ただこれですね。ラベルのところに、シングルモルトスコッチウイスキーって書いてあるんですよ。

はいはいはい。

まぁ~あの~感じ的には、まぁシングルモルトウイスキー。まぁ日本だったら山崎とか白州とか。まぁグレンリベットだとかグレンフィディックだとかっていう感じではあるんですけど。

うん。

何が入っているかは、わからないっていう。そういう感じのやつなんですね。

飲んで楽しめと。

そういうことですね。

まず飲めと。

まぁじゃ、そういうわけで。ちょっと飲んでもらいましょうかね。はい。

やっとかよ。

やっとですね。

はい。

はい。やっとでございます。お待たせいたしました、リスナーの皆さんもアレですね。ちょっと待ちくたびれたかもしれませんけれども(笑)

(笑)

ここで一発飲んでもらいましょう!はい!

(ウイスキーを注ぐ音)

それでは、どうぞ!

はい。いただきまーす。…あ、思ったより甘い!

甘いんですよ。そして飲みやすいんですね。はい。

ねぇ!これ、あれですか?ネクターって書いてるから?

はい。

そもそもなに?バーンズ・ネクター。

はい。

なんか甘いイメージがあるね、ネクターってね。

まぁそうですね。まぁ普通の、まぁ一般の人でもちょっとネクターって言ったらどういうのかなって思っちゃうかもしれないすけど。

うんうん。

けっこうまぁ~そうですねあの~感じ的には…。

うんうん。

…不二家のネクター!

…絶対そうやね!

はい(笑)

30代でもそんなもん?

そんなもんですね(笑)

僕ら40代50代、ふぅ~ん。

時々自販機で買っちゃうんですけども。

同じ同じ同じ。

あれですね。

ふぅ~ん。

そのイメージって考えると、まあ甘いのかなーっみたいな感じっていうやつですね。

あぁ~なるほどね~。

で、これあの~クセもなくて相当飲みやすい感じに仕上がっている。

はいはいはい。

というとこから推察すると、まぁちょっとノンピートの、ちょっと飲みやすい所のやつなのかなっていう。

あぁ~。あまりとんがってないね。

はい。なめらかーな感じのウイスキーなのかなって思いますね。

あーそうですかー。で、だから一体どの、どの蒸留所なんやって皆でわいわい。こう思いをはせながら飲むのも、これ楽しいですね。

そうですね。

うん。

ちなみにちょっとこのところにですね、ラベルのところに。なんかザ・ハウスオブ・マグダフって書いてあるんです。

うんうん。

コレ何かなって思って調べたら。いやマグダフっていうですね蒸留所がスコットランドにあるんですよ。

ほうほうほう。

まぁ蒸留所というか、ちょっとなんか別名みたいなんがあって。

はいはいはい。

あ、そこなのかなって思ったら、ただの会社の名前だったっていう。

なるほど。関係ないんだな。

関係なかったんです。んでもうちょい調べてみたら…。

うん。

某ですね、スコットランドにある…。

うん。

えー…シングルモルトしか、えー供給してない蒸留所ってのがあるんですよ。

ほう。…なんだろな~。まぁ、まぁあえて聞かない方がいいんかなこれは?

あ、そうですねちょっとここらへんになると。ちょっとこういう風に公共の場で話していいものか若干怪しくなってくる。(笑)

(笑)

後で黒服が来て店がちょっと潰れるなんてことは避けたいんで(笑)

なるほど(笑)

ちょっとあの、言わないでおきますけども。

ふぅ~ん。

スコットランドにある、島の。

島の。

とある島の。

島もの?

島ものですね。でまぁ1990年後半ぐらいからちょっと蒸留している。もうかなりのヒントなんですけど(笑)

そんなんもうだいぶ絞られてきてもう、1個ぐらいしか残ってない違うんかっていう感じですけどね(笑)

まぁ興味のある方は是非調べてみてください(笑)

うん。

が、入ってるんじゃないかっていう風には、ちょっと言われてますね。はい。

へぇ~そうか。でも、ねぇ美味しいよね。

美味しいですね、これは。

で、昔さ。あの~20年ほど前にあのハイランドネクターっていうの、同じようなネクターっていう名前で思い出したんですけど。

あぁ~!あれ美味しかったですね~。

あれは甘くて美味しかった。なんか味は違うんでしょうが、名前がネクターってなんか良いよね。名前が。

はい。良いですね。

気に入っちゃった。

かなり飲みやすくて、はい。甘くて飲みやすい感じですね。

へぇ~。

ちなみにハイランドネクターですね、こないだ自分もとある時に、一度飲んでクソ美味かったんすよ。

(笑)

ヤバいこれ美味い!と思って。ちょっとどうしても欲しいなと思って色々探したんですよ。

うん。

アホみたいに高いんすよアレ!なんか。なんやねんコレみたいな感じで。

あぁそうか。あぁまぁ、もう造られてもないし出回ってもないから、値段ももうすごく高くなっちゃったんだな。

そうですね。

そうか~。

まぁ~ちょっと~、あのリスナーの方でも、お~ちょっと飲んでみてぇな~って思った方は。ちょっとあの~、かなりウイスキーの揃ってるところですね。

なるほどね~。

のお店に行っていただいて。ちょっとそのハイランドネクターありますかー?って聞いてもらった上で!値段も聞いとかないとちょっと怪しいことになってしまうかも(笑)

あぁ~そうかそうか(笑)

(笑)

ちなみにマスター、ここには無いんですかー?ハイランドネクターは?

ないんですよー。手に入ったら、その時またご紹介させていただこうかなーという風には思っております。

あぁ~はいはいはい。でもまぁ、その可能性はあるよな?

そうですね!

このマニアックな変態BARだから。

いやいやいや。まだまだです(笑)

まだまだ?

まだまだですよ~。

そうかそうか~。まぁこういうの飲みながら、今日はね…ハイランド…ハイランドネクターじゃないわ。バーンズ!バーンズネクター!

なんかもう…バーンズネクターですよ!もう趣旨変わってますよ!(笑)

そうかまぁ美味しかったですね~。

ありがとうございます~。

さぁそろそろ、じゃあこれ一杯飲んで。帰り際にテレサテン別れの予感歌いながら帰りますか!

またそっちにいくんですか!蛍の光にしてくださいよ!紹介した意味がないですよ(笑)

(笑)

まぁそんな訳でですね、えー今日も神戸市の加納町からお送りさせていただきましたBAR岩田のウイスキー千夜一夜。まぁ次回はどんなのを紹介したらいいんですかね?なんか、なんかあります?なんか紹介して欲しい様なやつ。

そうですね。まぁリスナーの皆さんにもし何かこういうの聞きたいよとか、こういうの取り上げてよがあったら、メールでも。

あ!そうですね!

ね!質問とかもらっても嬉しいですよね、僕らね。

はい。まぁ、どうしようかな。う~ん…あれですね、あの~何て言えばいいのかな。

うん。

ちょっと連絡先とか開示するとなんか迷惑メールすげぇ来そうなんで(笑)

(笑)

ちょっとまた、しばらく先の話にしましょうかね!(笑)

オッケーでーす(笑)

まぁ次回はそしたら、えーあれですね…。

うん。

何にしようかな~。そしたらまぁ自分からのあれということで。え~じゃあせっかくなんでね、竹鶴さんの話でもしましょうか?

おぉ~。日本にまず戻る?

はい。日本に戻りましょう!

楽しみですねぇ~。はい。

では、そんなこんなで今回もありがとうございました!また次回お会いしましょう。放送されるならばという感じですけれども(笑)

(笑)

それではありがとうございました~。

岩田さんのお店情報

BAR岩田のウイスキー千夜一夜

初心者のためのBARノウハウ「BAR虎の巻」

BAR岩田のウイスキー千夜一夜

BAR岩田のウイスキー千夜一夜

兵庫県神戸市加納町三丁目にある北野坂のバー「BAR岩田」のマスターがお届けしている音声番組です。ウィスキーの裏話について語ります。

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