お酒が弱くても大丈夫！飲み会の断り方や乗り切り方

お酒に弱い人はお酒を飲んで具合が悪くなったり、お酒を強要されたり、飲み会で嫌な思いをして飲み会が苦痛という人も多いのではないでしょうか。また最近は、お酒が弱くなくても、プライベートな時間を潰されたくない、気を使うので行きたくない等、飲み会自体が好きではなく、出来る限り参加したくないと思う人が増えてきています。

行きたくはないけれど、きっぱりと断る事は難しく、参加しなくてはいけない雰囲気になるとなかなか断れないですよね。また、断る理由が見つからずに困る事もあります。

この記事では、飲み会を断る理由をポイントと共に紹介していきます。状況に応じて使用し、うまく断りましょう。また、飲み会の乗り切り方も合わせて紹介しますので、やむを得ず参加する事になった場合は参考にしてください。

今日から使える！飲み会の断り方

飲み会を断れず、飲み会当日だけでなく、飲み会までの数日間が憂鬱という事もありますよね。
かといって、「行きません」ときっぱり断るのは難しい。そんな時は色々な理由をつけて断ってしまいましょう。妻や夫など家族との事や個人的な事が理由の場合、あまり強引には誘いづらく、波風を立てずにうまく断ることができます。

ここからは様々な断り方と断るポイントを紹介していきます。状況によって使い分けて上手く断りましょう。

体調不良（仮病）を理由にする

飲み会の断り方として、体調不良（仮病）を理由にするやり方があります。体調が悪い人を無理に連れていく事は出来ないので、確実に断る事が出来る方法です。

体調不良の理由はたくさんあり、風邪気味、頭痛がする、腰痛がひどいなどがよく使われています。午後から体調が優れなくなってきたというパターンも使えますね。あまり酷くはないが、体調を崩したくないという理由でもうまく断れます。

本当に体調が悪そうに装うポイント

あまり騒がしくせず、出来るだけ静かに大人しくしていましょう。風邪気味を装うならマスクを付けるのも効果的です。
体調が悪い時は温かい飲み物を飲んで体を温める事があります。ですので、温かい飲み物を飲むのもいいですね。ただ、あまりわざとらしくすると怪しまれるのでアピールのし過ぎに注意しましょう。

家族を理由にする

飲み会の断り方は他にも両親や祖父母など家族が病気、または家族の具合が良くないなど、家族を理由に断るパターンもあります。
また、病気以外でも、家族でご飯を食べたい、家族から話したい事があると言われている等も断る理由にできます。家族を優先する事が一般的ですので、無理に誘われる事はないでしょう。

既婚者なら妻や子供を理由にする

既婚者の飲み会の断り方は、帰りが遅くなると、妻が不機嫌になる、怒られるという理由は理解してもらいやすく、すんなり断れる理由の1つです。他にも、妻と約束がある、妻の実家に行く日なども断りやすい理由です。また、子供がいる場合は、一緒に遊んでやりたい、育児が大変なので協力したいといった理由も効果的です。

女性の場合は門限もアリ

女性の場合、飲み会の断り方の1つに門限があります。親やパートナーが門限にうるさいという理由で断りましょう。社会人で門限を理由にする事に抵抗がある人は、帰り道に人通りが少なく暗い所を通るから、遅い時間は通りたくないという理由も説得力があります。

金欠を理由にする

金欠を理由にした飲み会の断り方です。今月はお金を使いすぎたので飲み会代がない、大きな買い物が控えているので飲み会代を節約したい等、金銭的な事を理由に断るパターンです。飲み会日が給料日を過ぎた日あたりの場合は、給料が入ってもすぐに支払いにお金が消えると伝えましょう。

ドクターストップ

お酒が弱い人にぜひ使って頂きたい飲み会の断り方です。
お酒が弱い人が無理にお酒を飲むと急性アルコール中毒になりやすく、時には命に危険が及ぶ事もあります。そのため、お酒が弱く病院からお酒を止められていると言って断るのも、飲み会を断る方法の1つです。

ですが、お酒が弱いことが命に関わるという事を理解している人はあまり多くありませんので、軽く流されてしまう場合もあるでしょう。
そういう場合は、病院でパッチテストを受けて診断書をもらっておくと説得力があり、きっぱりと断れるのでおすすめです。

パッチテストについて詳しくはこちらの記事をお読みください。

お酒に強くなりたい！その方法教えます！

仕事が忙しいことを理由にする

飲み会の断り方には仕事を理由にする方法もあります。「今している仕事をもう少し進めておきたい」や「残業になりそうなので行けそうにない」等、仕事が忙しくて行けないと断るパターンです。「翌朝早く来てやっておきたい仕事がある」と断る方法もあります。また、仕事が遅いと思われたくない場合は、調べ物がある等と内容をぼかしておきましょう。

禁酒を理由にする

以前はお酒好きだった人などが使える飲み会の断り方です。
お酒を飲まないようにしていると伝えましょう。禁酒の理由は肝臓の数値が良くない、お酒を飲むと体調が悪くなる、以前に急性アルコール中毒になった等にすると、無理に誘われる事が少なくなります。

ソフトドリンクを飲んでいればいいと強引に誘ってくる場合は、お酒の席に行くと、どうしても飲みたくなってしまうので、やめておきますと言えば引き下がってくれるでしょう。

遠方から友人が来ていると言う

遠方の友人を理由にする飲み会の断り方です。「遠くから」というのがポイント。滅多に会えない事をアピールすれば断りやすくなります。地元の友人、学生時代の友人などが自然です。生まれも育ちも就職先も同じ土地という人は、引っ越しや就職で相手が遠くに行ってしまった事にしておけば良いですね。

「他の飲み会」を理由にする

飲み会が被ってしまったふりをする飲み会の断り方です。友人との飲み会や同級生との飲み会など、先に別の飲み会が入っている事にしましょう。大抵の場合、先約が優先されるのでスムーズに断れます。

アルコール厳禁の薬を飲んでいる

薬の服用を理由にする飲み会の断り方です。アルコールと一緒に飲んではいけない薬を飲んでいる事にすれば、行きたいけど行けないという断り方ができます。突然、重い病気にかかっている事にすると不自然な上に、その後にも影響が出る可能性がありますので、偏頭痛や腰痛がひどくて強い薬を出してもらっていると言うのがおすすめです。

歯医者の予約が入っている

飲み会の断り方として歯医者も結構使えます。虫歯の治療だけではなく、歯の定期検診や定期クリーニングがありますので、事前に歯医者の予定が入っていてもおかしくありません。歯医者が終わったら合流しようという話になった場合、歯石取りに軽く麻酔をするという理由で断りましょう。

これを機会に歯医者の予約をいれてもいいですね。架空の話にする場合、飲み会当日に歯医者がある事を忘れて残業したり、別の用事を入れる事のないように注意してください。

宅配便の受け取りをしなければいけない

軽く使える飲み会の断り方の1つに、宅配便の受け取りという方法があります。ネット通販で宅配を受け取る事が多くなってきているので、宅配を受け取りをするので帰宅したいという理由も、一般的になってきています。既婚者の場合は、妻が実家に帰っていて自分が受け取らないといけないという風に話を持っていくと良いでしょう。

どうしても断れないならコレ！飲み会の乗り切り方

断る理由がたくさんあっても、なかなか言い出せず、結局は乗り気がしないまま、飲み会に参加せざるを得なくなる場合も多いですよね。そんな時は少しでも負担なく乗り切りたいもの。お酒が弱く不安な人に向けていくつか乗り切り方を紹介します。時にはお店側の人や幹事などに協力してもらい、うまく乗り切りましょう。

お酒に弱いことをしっかり言う

飲み会の乗り切り方で1番理想的なのが、お酒に弱いことをしっかり言う方法です。
2杯目からソフトドリンクや烏龍茶を飲んでいると、色々言われる事があるかもしれませんが、お酒に弱い事をしっかりと伝えましょう。
無理して飲むと急性アルコール中毒になる事があり、非常に危険です。酔っている人は、飲め飲めと言ってくるかもしれませんが無視してください。自分が飲める範囲で飲めばいいので、無理をする必要は一切ありません。

急性アルコール中毒の危険性などについて、詳しくはこちらの記事をお読みください。

お酒が弱くても大丈夫！飲み会の断り方や乗り切り方

トイレに頻繁に行く

具合が良くないアピールをする飲み会の乗り切り方です。
トイレに頻繁に立ち、具合が良くないアピールをしましょう。そうする事でそれ以上お酒を進められる事を防ぐ事ができますし、体調が悪くなったと途中で帰りやすくなります。また、2次会も断りやすくなりますので、長時間の飲み会に縛られたくない場合はおすすめです。

二次会の上手な断り方

二次会に参加したくない時は、「これで失礼します」と言ってサクッと帰るのが理想的。理由を聞かれた場合、大抵は終電を理由にする事が多いのですが、終電まで時間がある場合は、バスの最終時間が早い、夜遅くなると普通電車しかなくなってしまうなど個人的な交通事情を理由にする方法や、翌朝が早い、帰ってから少し仕事をしてしまいたい等の理由もおすすめです。理由を話したら足早に帰りましょう。

店側や幹事に頼んでアルコールを薄めてもらう

店側や幹事に協力してもらう飲み会の乗り切り方ですね。居酒屋でもこちらからお願いすれば、アルコールを薄めてくれる事が多いので、トイレに行くふりをして席を立ち、お店の人に相談してみましょう。また、幹事に相談できる場合は、事前に相談しておけば、幹事が店側に相談してくれたり、そういった提供ができるお店を探してくれる場合がありますので、幹事に相談してみましょう。

「飲んでるふり」を極める

飲み会の乗り切り方として「飲んでいるふりをする」という方法があります。お酒をたくさん飲んでいないと、どんどんお酒を進められて困る場合は、飲んでるふりを極めましょう。
酔っているふりは難しいので、空のグラスを下げずに2個ほど置いておく、ソフトドリンクや烏龍茶を注文する時は、みんなに聞こえないようにこっそりと注文する、飲んでいる物を聞かれた時はお酒だと言い張る等の方法で飲んでいるふりをすれば、お酒を勧められる事が少なくなります。

仲の良い人に近い席に座る

仲の良い人達に紛れてやり過ごす飲み会の乗り切り方です。
席が自由な場合は、仲が良い人と固まって座るのがおすすめです。そうすれば、仲が良い人がフォローをしてくれますし、1人で浮く事がなくなります。1人で浮いてしまうと飲めない事が目立ってしまい、お酒を勧められる事になりがちです。席に座る前から固まっておき、バラバラになる事を避けましょう。

酔いにくい飲み方をマスターする

お酒の飲み方を工夫する飲み会の乗り切り方です。
お酒は事前に対策をしておいたり、飲み方を工夫すれば、酔いにくくなります。
軽く食事をしておいたり、お水と一緒にお酒を飲むなどの対策を取れば、酔って具合が悪くなる事が少なくなるので、ぜひ実践してみてください。詳しくはこちらの記事をお読みください。

酔いにくい飲み方はこちらの記事をお読みください。

お酒に強くなりたい！その方法教えます！

話しかけないでオーラを出す

少し強引な飲み方の乗り切り方ですが効果はあります。相槌を打ったり、その場に合わせてニコニコしていると、酔った人に絡まれる事も多くなります。なので、常にスマホを眺めたり、あまり相槌を打たないようにして、話しかけないでオーラを出しましょう。その際、スマホゲームをしていてもいいのですが、同じゲームをしている人に見つかるとフレンド強要をされたりして、余計にややこしい事になるので、本を読んだり、ネット記事を読んだりしましょう。

急用が入ったふりをする

飲み会の乗り切り方を色々と試したが、どうしても途中退避したくなった場合の方法です。スマホを眺めたり、電話があったふりをして急用の連絡が入った事にしましょう。急用の理由は、妻や夫や家族から早く帰ってきてほしいと連絡があったというのがスマートです。また、仕事の急用、友人から相談したいことあると連絡があった等もおすすめです。

飲み会でのセクハラ対策

飲み会でボディタッチや連絡先をしつこく聞かれるなどのセクハラに合ったら、「やめてください」ときっぱり言い相手から離れるようにしましょう。1人の時を狙ってくるかもしれませんので、トイレなども誰かに付き添ってもらい、絶対に1人にならないでください。
あまりにもひどい場合は上司や幹事などに相談し、注意をしてもらいましょう。

飲み会に誘われなくなるためには？

飲み会に誘われる度に、断る理由を考えるのはとても億劫ですよね。そもそも飲み会に誘われる事がなくなれば、断る理由を考えなくてもよくなります。飲み会に誘われないようになるためには、普段から「お酒は飲めない」と話すようにしましょう。
お酒が飲めない事が周りに周知されれば、誘われる確率がガクンと下がります。

他にも、定時や仕事が終わるとすぐに帰って、退社後は忙しいというイメージをつけておくのも効果的です。忙しそうにしている人は誘いにくく、誘っても来ないだろうなと思われ、お誘いが来なくなります。また、最初は誘われていても、徹底して断っているうちに「誘っても来ない人」として扱われ、誘われなくなりますので、根気は必要ですが、断り続ける事も大事です。

SNSには注意しよう！

架空の話を理由に飲み会を断る場合は、ツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどの投稿に気をつけましょう。歯医者に行く事にしているはずなのに別の事をしていると投稿してしまっては、元も子もなありません。SNSで会社の人と繋がっている場合はもちろんですが、非公開にしていない場合も気をつけましょう。

まとめ

ここまで体調不良や個人的な理由など、飲み会の断り方をたくさん紹介してきました。
きっぱり断る事ができない、当たり障りのないように断りたいという気持ちは、誰しもが持っている物なので、罪悪感を持つ必要はありません。自分に合った断り方を実践してみてください。

断りきれずに飲み会に参加する事になった場合も、対処法を参考に早めに切り上げたり、酔いにくい飲み方をマスターすれば楽に乗り切れます。飲み会までの憂鬱な日々や嫌な飲み会にはサヨナラをして少しでも充実した時間を過ごしましょう。